1956-08-11 第24回国会 衆議院 大蔵委員会 第47号
○坂元説明員 原料の点につきましては、たとえば両切りの主原料になっております黄色葉につきましても、全国の非常に広範な屋地でありまして、それぞれの特徴を持っております。従って、もよりの原料だけでは、品質が変るということは当然あり得るわけでありまして、御承知のように、戦争中輸送が非常に困難なような事態には、もよりの原料にたよるより仕方がない。従って作る工場ごとに品質が変ったという事情もございましたけれども
○坂元説明員 原料の点につきましては、たとえば両切りの主原料になっております黄色葉につきましても、全国の非常に広範な屋地でありまして、それぞれの特徴を持っております。従って、もよりの原料だけでは、品質が変るということは当然あり得るわけでありまして、御承知のように、戦争中輸送が非常に困難なような事態には、もよりの原料にたよるより仕方がない。従って作る工場ごとに品質が変ったという事情もございましたけれども
○坂元説明員 わかるようにしてございます。たばこの名前を印刷してございますが、これはこまかには私ただいま存じておりませんが、工場の記号を名前のところに切りまして、表がありまして、それと見比べてわかるようにいたしてあります。
○坂元証人 製造局には三課ございまして、一つは作業課、この課ではタバコの製造計画と、それから製造方法について、また工場の能率に関する事項、それからタバコの原料を葉組みする関係の仕事、これを担当いたしております。 それから施設課という一つの課がございまして、ここはタバコ製造用の機械、工場の設備、工場の電気設備、そういうふうなことを担当いたしております。それからいま一つが資材課でありまして、これはタバコ
○坂元証人 私は昭和三年專売局に專売局技手として採用になりまして、昭和十九年に專売局作業課長を命ぜられました。それから昭和二十四年の六月に專売公社になりまして、專売公社製造局次長、それから昨年の九月に現在の製造局長になりました。
○坂元証人 はい。
○坂元説明員 戦前の日本の専売局の工場の方が、相当高能率にありましたことは、お話の通りであります。その当時アメリカの工場よりもよかつたというところまでは参らなかつたと思いますが、たとえば品川工場のごときは、当時の状況としては、アメリカの工場とほぼ匹敵するくらいの一人当りの生産高を示しております。それから中国の英米タバコ会社との比較におきましては、これは仕事のやり方も大分違いますが、先方では、たとえば
○坂元説明員 日本で民営にしました場合に、アメリカと同じように行くかどうかということはちよつと推測いたしかねますが、かりにアメリカと同じようなものになるとすれば、お話の通りであります。
○坂元説明員 アメリカのタバコの利潤、支拡い利子、宣伝費についてお話申し上げます。大蔵省の方からお配りいたしました資料は、一九三九年の資料でありますが、大体利潤として上つてありますものは、販売原価に対しまして三八・七%になつております。それから広告費で出ておりますものは一三%ばかりであります。これは三九年、つまり昭和十四年度の状況であります。その後のことにつきまして、アメリカに参りましたので調べてみましたのですが